象の鼻テラス フューチャースケープ・プロジェクトに出展しました

6月に横浜の象の鼻パークで行われた、フューチャースケープ・プロジェクトに出展いたしました。

このプロジェクトは、建築学域の小泉先生が手掛けられた、象の鼻地区リニューアルの10周年を記念し、100のプログラムがパークの新たな活用方法を提案する、というものです。

私たちは「11日目の風景」と題して、様々な長さの木製ベンチと、海を眺めるカウンターの2つを提案し、10日間設置しました。

カウンターの柱にはモクタンカンを用いて、既存の手すりに被さるように制作しました。長く単調であった手すりに、少し立ち止まるポイントができ、カウンターで足を止めて立ち話をしたり、寄りかかって景色を眺めたり、軽食をとったりといった光景が見られました。

ベンチは、座る利用を想定して制作したものの、ご飯を食べるテーブルとして使われたり、学生がスマホを挟んで自撮り用のカメラスタンドとして使っていたり、ワンちゃんの撮影台として使われたり、小さい子がトンネルとして下をくぐって遊んでいたりと、シンプルなベンチゆえ、利用者による多様な使い方が行われていて、とても興味深かったです。

自分たちで企画、制作したものを、実際にまちに置いてみて、その様子を観察できるという、大変貴重な機会となりました。

公式HPのプログラム紹介はこちら↓

11日目の風景

文責:M1 山口