2023年8月27日と8月28日に宮城県でゼミ合宿を行いました。
1日目はお昼過ぎに女川駅に集合して、女川観光協会の方に震災当時の状況やその後の復興まちづくりにお話を伺いました。
↑被災時のまま残されている女川交番
↑女川駅から海を見た時の景色
震災当時の実際の映像も見せていただき津波の悲惨さを知ることができました。
お話の中で、建物の上層階に避難して流されてしまった方や津波用の避難場所ではなく地震用の避難場所に避難し被害にあってしまった方がいるというお話を聞いて、災害時に正確な情報を掴み、いち早く行動することが重要であるということがわかりました。
そのほか、震災後のまちづくりの様子などの貴重なお話を聞かせていただくことができました。
晩御飯は、旅館「小松荘」にて豪華ご飯を食べました。なんと大きなお刺身も出てきました!
夕食後は宿の方から震災当時のビデオを見せていただき、当時の様子についてお話を伺いました。また、その後はお酒を飲みながら楽しい時間を過ごしました。
↑被災当時のまま残されている大川小学校
2日目3つの班に分かれてレンタカーを借りて石巻を散策しました。自分たちのグループは大川小学校に行きました。被災当時の様子がそのまま残されており、津波被害の恐ろしさを体感することができました。
↑レクチャーを受ける様子
その後は石巻駅に移動し、「街づくりまんぼう」の刈谷さんと街を歩きながら石巻市のまちづくりについてお話を伺いました。石巻と縁の深い漫画との関わりや震災の影響などいろいろなお話を聞くことができました。
今回のゼミ合宿では、女川で被災当時のお話を聞いたり、被害を受けた当時の建物を見たり、石巻のまちづくりのお話を聞いたりと、震災について考える貴重な機会になりました。今回の合宿で得られた震災についての知見を今後に生かしていきたいと思いました。
↑石ノ森萬画館を背景にした集合写真
合宿係のみなさん、計画していただいてありがとうございました。
文責:B4 山本