日野空き家PJにて、6月15日に日野市程久保の武蔵野台団地において、「饗庭研究室 ほどくぼ基地」の提案をテーマにワークショップを行いました。
今回のワークショップでは、空き部屋・空き駐車場等の調査と、地域でモノが循環する仕組みの実験について研究室から提案し、調査・実験の方法について住民の方々に議論していただきました。
空き部屋・空き駐車場等の調査については、以前武蔵野台団地内で実施した「空き部屋・空き駐車場アンケート」で拾いきれなかった情報について、研究室の学生が住民の方々に直接お話を伺うという提案について議論し、アイデアを出していただきました。
また、地域でモノが循環する仕組みの実験については、空き家空き部屋などの「使われていない空間」が武蔵野台団地に住みたい人や駐車場が欲しい人などの「空間が欲しい人」に循環する状況を目指し、その実験として「使われていないモノ」が「モノが欲しい人」に循環させる実験を提案し、実験の方法について住民の方々に議論していただきました。
地域をよく知る住民の方々のおかげで今後につながる有意義な議論になりました。
今後は7月中旬から8月末にかけて杉の子ひろばに基地を作り、研究室の学生が半常駐して空き部屋・空き駐車場等に関する調査、また、地域でモノを循環させる社会実験を行う予定です。
文責:M1 春木