活動の報告がかなり滞っていましたので、近況のご報告をいたします。
ご報告が出来ていませんでしたが、月1回程のペースで現地へ行き話し合いを重ねており、先日の5月25日、26日は現地で復興委員会・住民説明会・現地調査・石浜部会を行ってきました。
現地調査では、今までワークショップを重ね作成してきた復興まちづくり計画について、再度現地を見て押さえておくためです。
全地区をまわり道路網や土地利用など、実際にどのようになるか写真をとり検討しながらの確認してきました。
写真は、田浜地区の高所移転地周辺の道路や避難道の取り付けに関して確認している様子です。既に伐採作業が進んでいます。
復興委員会・住民説明会では、復興まちづくり計画と防潮堤高さの検討をしてきました。
防潮堤の高さに関しては、最も多くの時間をかけて部会でのワークショップや行政との検討を何度も重ねてきており、今回の住民説明会で11.6mで合意するにいたりました。
また復興まちづくり計画も、住民の合意が得る事ができ大船渡市長へ提出する事となります。
石浜部会では主に、避難道・防潮堤・記念碑に関して話し合いました。
模型を使いながら、防潮堤の高さや位置の確認や避難道のルートの確認をしました。
また記念碑に関しては、どの位置にどのようなデザインで設置するかを検討しました。
デザインに関しては、住民から漁具を使ってはどうかなど様々な意見が出て来ており、次回以降さらに議論を進めることになります。
復興まちづくり計画は約1年をかけて議論をし、第二次提言書としてまとめる事ができました。
しかしここで一区切りではなく、絵に描いた餅にならないようこれからも住民の方々と共に活動を続けていきます。
文責:M2 寺澤草太