綾里人生デザインゲーム

7月14日に岩手県大船渡市三陸町綾里地区にて災害復興に関するプロジェクトの一環でワークショップを行ってきました。綾里中学校の3年生25人を対象に東日本大震災後にどうしていくかという復興の話と、地域の課題をどう解決していくかという地域振興の話を、地域の将来を担う生徒が議論しながら考えていくという主旨のワークショップでした。

DSC_3468

ワークショップは授業の一環として行われ時間的制約も厳しかったため、なじみの深い人生ゲームを参考に独自の「綾里人生デザインゲーム」を作成し行いました。人生の岐路を18歳、25歳、40歳に設定しそれぞれ綾里・東北・東京のどこの地域に住むかそしてどんな職業に就くかということを各地域・年齢特有の「悩み」を踏まえ、他プレイヤーにアイディアをもらったりしながら選択を行います。選択先の地域によって、それぞれ異なる「資源」や「人脈」が手に入り、その「資源」や「人脈」を活かしながら全員で協力しながら綾里の課題について議論します。

どのような地域で人生を歩むにしても限られた手持ちの資源や経験を生かしながら、地域のことを考えていけるようなことを学習できるようなワークショップであったとおもいます。

DSC_3515

本ワークショップに興味を持っていただいた方を対象に試演会も行っております。既に防災課の方や、コンサル、大学研究室を対象に数回試演会を行いました。ご希望の方はお気軽にご連絡ください。 (文責 M1曽我)

コメントを残す