2019ゼミ合宿inソウル

10月26日から28日まで、ゼミ合宿でソウルに行ってきました!今年は熊本県立大の鄭一止先生の研究室と合同で行い、いるじ先生アテンドによるまちあるきが二日、ソウル市立大にてそれぞれの研究報告が一日、というスケジュールでした。

まちあるきでは、リニューアルされたセウン商店街や復元された清渓川、京義線の廃線跡を整備した森の道、厚岩エリアにて若い建築家の方々がリノベなどを手掛けられている貸しスペースなどを見学しました。中でもおもしろかったのは、公平都市遺跡展示館です。ソウル市では、再開発における埋蔵文化財の保存面積に応じた容積率インセンティブを与えるというルールが策定され、ガラス張りの高層ビルの地下には、16~17世紀の建物跡が広がっていました。

全体スケジュールの前後にも、せっかくソウルに行ったので、ザハ設計のDDPはもちろんのこと、ソウル都市建築展示館、漢陽都城博物館、ソウルロ7017(ハイライン)、緑莎坪駅(猪熊先生らが改修)といった、ソウルの都市や建築に触れられる場所を各々で巡りました。

ここまでにあげた施設のほとんどは、この1,2年で建てられたり再整備されたりしたものであり、一番古いDDPでも2014年の開業です。最新のソウルの再開発の流れや保全への取り組みを肌で感じることができ、充実した3日間となりました。

アテンドや手配などをしてくださったいるじ先生、ありがとうございました。

文責:M1山口