2020年ゼミ合宿in伊豆大島

10月24日、25日の1泊2日で伊豆大島にてゼミ合宿を行いました。

今年度はゼミをオンラインで行っているため、研究室のメンバーで顔を合わせる機会が例年より少なくなっています。中には合宿で初めて顔を合わせるメンバーもいました。

そこで今回のゼミ合宿では観光と、研究のお悩み相談会をメインで行いました。

初日はまず筆島や裏砂漠、バームクーヘンと呼ばれる地層、三原山展望台、波浮港といった伊豆大島の観光地をみんなでまわりました。

波浮港では港町らしい街並みを見ることができました。

夜は「研究」と「プロジェクト」の2つのテーマでワールドカフェ形式のお悩み相談会を行いました。

「研究テーマはどうやって決めた?」「研究のモチベーションはどうやって保っている?」「これまでどんなプロジェクトに関わってきた?」「プロジェクトはどうやって引き継いでいく?」など、疑問や日頃の悩みをお互いに共有し、意見を出し合いました。

2日目は2013年の台風26号で被害を受けた場所を歩いてまわりました。

災害から7年が経ちましたが、山には未だ「神様が引っ掻いたような」土砂災害のあとが残っています。

建設途中のメモリアルパークは、先に慰霊碑が完成していました。公園全体の完成はもう少し先のようです。


(山の高い木が生えていない部分が土砂災害のあと)

当時、写真の場所で災害を経験した椿園の清水さんにお話を伺うことができました。

土地への愛着はあっても、やはり心の問題で元いた場所へは戻れないとおっしゃっていたのがとても印象的でした。当時の状況やその後の復興、土地に対する想いを直接伺うことができ、とても貴重な経験になりました。

お話を聞かせてくださった清水さん、ありがとうございました。

お昼は海の近くでパンやお弁当を食べました。
みんなで集まってご飯を食べるという機会も減っていた中で、合宿ではそうした時間を多く取り、今まで話したことがなかった研究室のメンバーともたくさん話すことができました。

最後は坂道に背の順で並んで集合写真を撮ってみました。

文責:B3臼井