東京都世田谷区で、明大前駅周辺の街づくりを考えるワークショップを開催しました。
明大前では京王線連続立体交差が事業化され、駅前広場や都市計画道路を整備することになったため、駅周辺のまちづくりを広く議論する場として「明大前街づくり学校」が始まりました。全体は3つのテーマで並行して議論が進められていますが、そのうちの一つ「地区街づくりゼミ」を研究室でお手伝いしています。昨年10月から4回にわたって話し合ったテーマは以下です。
①明大前にあったらいいなと思う空間
②10年後の明大前に住んでいる人、その人たちが必要とするもの
③1と2を実現する手段
④駅周辺の地区でできること(まとめ)
ワークショップ間には昨年度開発した「景観脳データベース」を活用して、明大前のいいところを探して共有してもらいました。
議論が充実していくことはもちろんですが、回を重ねるごとに空き時間の参加者同士の会話がにぎやかになって楽しかったのがとても印象的でした。
来る3月2日には、合同成果報告会が開かれます。
研究室のメンバーは現在ワークショップ成果を発信するポスター作成中です!
(文責:大橋)
(上)第1回ワークショップにて : 机に並べられた写真から、明大前にあったらいいなと思うものを選んでいる様子
(下)第4回ワークショップにて : グループごとで話し合ったことを発表している様子